Lattice / Emergence
ドットが 6→19→6 と増減して見えるのに、何も生成も消滅もしていない — 極座標格子の呼吸が生む創発カウント
六角格子が呼吸すると、見かけのドット数は 6 から 19 まで増え、また戻る。だが構造的には、何ひとつ生成も消滅もしていない。1 本の `master` タイミングが半径と親回転を同一キーで共駆動し、スタガーした `scale` クリップが内部の family を出し入れする。カウントはその onset の重なりからの創発でしかない。モーション・グラマー研究リポの 1 セルを、フレームワーク非依存の純関数として書き直した記録。
- Published
- 2026年6月10日
- Topics
- Lattice · Emergence · Easing · SVG
狙い
六角格子が「呼吸」する。中心から伸びた 6 本の腕のドットが半径を広げ、その内側にドットが増えていく。見かけのドット数は 6 から 19 まで膨らみ、また戻る。だが構造的には、何ひとつ生成も消滅もしていない。
原語の構造
- `master` — bloom → hold → collapse → rest を刻む 1 本のタイミング
- `spiral` — 半径 spread と親回転を同一キーで共駆動(回転は自前のキーを持たない)
- 増減 — スタガーした `scale` クリップで内部の family が出入りし、カウントが創発する
腕・内側リング・中間(edge)・中心の 4 family が、極座標格子の同じ角度系列に乗る。各 family は出入りのタイミングだけがずれており、6→7→13→19 のカウントはその onset の重なりから現れる。ループは半周 −90°、1 周 −180° の親回転が 60° 不変の角度系列へ着地して閉じる。
緩急
呼吸の緩急は、両端でためる `easy-ease`。開きと閉じは鏡像ではなく、別のハンドルを当てている。内部の family が現れる瞬間だけ、ひと粒分のオーバーシュート(0→120%→100%)が乗る。中間の edge family にはそれがなく、素直に 0→100% で立ち上がる。
捨てたもの
中間ドットの動きを「腕に対するスケール」や「中点ロック」で説明する案は、レンダー実測で棄却した。単一の幾何則では、どこかのフレームで数 px ずれる。edge の半径スライドは創発ではなく、co-timed なキーチャンネルとして明示的に打っている。